解決金15億円、2月末で運営終了
サークルKサンクスと企業FC(フランチャイズチェーン)契約を結んでいる「
CVSベイエリア」が、現在、
ローソンとFC契約の交渉中であることを、12月29日、日本経済新聞が報じた。記事によれば、
CVSベイエリアは
サークルKの収益力を不安視、FCからの脱退を求めていたのに対し、
サークルKは「中途解約権はない」とこれを認めず、東京地裁で争っていたが、12月16日、和解が成立した。
CVSベイエリアの発表によれば、和解の内容は、
・契約期間満了の平成24年2月29日をもって、サンクス店舗の運営を終了する。
・サークルKに対し、解決金15億円と店舗に設置しているゼロバンクATMの撤去費用を負担する。
などとなっている。
首都圏への事業拡大図る?
CVSベイエリアは12月29日、平成24年3月以降のコンビニ事業の展開について発表、その発表で、
ローソンとフランチャイズ契約の交渉中であることが明らかとなった。
CVSベイエリアは、
・出店可能エリアを首都圏へ拡大すること
・5月末をめどに、現在とほぼ同数の店舗をローソンとして運営できること
などを
ローソンと協議しており、1月中旬頃の契約合意を目指している。現在、
CVSベイエリア運営の
サンクスは東京都・千葉県に120店舗以上あり、大規模な「看板替え」となる。
日本経済新聞
CVSベイエリア、ローソンと契約交渉 「サンクス」離脱で株式会社CVS(シー・ヴイ・エス)ベイエリア
http://www.cvs-bayarea.co.jp/index.htmlCVSベイエリア ニュースリリース
・和解による訴訟の解決に関するお知らせ
http://www.cvs-bayarea.co.jp/pdf/1112_wakai.pdf・コンビニ事業における契約締結交渉に関する取締役会決議のお知らせ
http://www.cvs-bayarea.co.jp/pdf/1112_kousyou.pdf