異色の経歴を持つ女性市長の取り組み
横浜市長の林文子氏はダイエーのCEOとして立て直しを図ったり、東京日産自動車の代表取締役社長等を歴任した経歴を持つ。市長となってからも女性の社会進出には力を入れてきた。
年始の神奈川新聞のインタビューにも、横浜市を女性活躍の先駆都市に作り上げるとの決意表明をした。
※横浜市
APECの成功を足がかりにさらなる発展を
2010年11月に行われたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)では治安の良さを国内外にアピールすることができた。今年も横浜市では国際女子マラソンや卓球のアジアカップの開催などイベントが盛りだくさんである。
そんな中、林市長が中期計画で最も注力しているのが女性の社会進出支援。起業を目指す女性の相談に乗ったり投資者とのマッチングなどのネットワーク作りを進める意向である。また、保育所待機児童の解消を執念を持ってやり遂げるとしている。
女性にとって働きやすい都市-横浜を全国に先駆けて実現できれば、少なからず日本の女性の働く環境にも影響を与えるはずである。大いに期待したい。
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